濵田崇裕を信仰している話
自担の誕生日記念ブログでも書こうかと意気込み、前記事を全て下書きに戻し、暗い部屋で布団に潜り携帯を睨んでいる。
そもそも頻繁にブログを書く人間ではないために、何を書いていいのか分からない。自担の誕生日だとしても何も思い浮かばない。
我ながら非常に残念な思考をしている。
先に明記しておくと、私はジャニーズWESTの濵田くんのファンだ。
彼が誕生日の今日、特にファンらしいことはしていない。
ケーキも準備できていない。特別な食事を用意するわけでもなく生のキャベツを食べた。
かと言って、素で冷え切った人間ではない。いつもよりちょっと口角が上がっている(気がする)。
それに去年はホールケーキを買って一人で食べた。それが異様に虚しかったのもあるが、近場の友人と集まって、
濵田崇裕誕生祭ぽよ🦄💜
インスタ映え映え~~💖
をする時間もお金も友人もいない。
もっと言えばインスタをやっていない。
私が祝ったところで濵田くんに伝える手段はない、だから祝わないメソメソ…なんてマイナスな考えではない。
そもそも私は濵田くんに毎日感謝して生きている。
無宗教でありながら初詣でちゃっかりお願い事するくらいの感覚で、日頃から至極ナチュラルに濵田崇裕を信仰している。
- お風呂があったかい!濵田くんありがとう!
- ご飯が美味しい!濵田くんありがとう!
- 体調が良い!濵田くんありがとう!
- 連日晴れてる!濵田くんありがとう!
自分に降りかかる良い事象をすべて濵田崇裕のおかげだと思って生きている。人生楽しい。
無意識に生きるとこを繰り返す毎日で、濵田崇裕という存在や彼についての話題が唯一生きる励みになっている。彼の話題に一つ触れるだけで生きることを頑張れるのだ。
しかし、濵田くんへの興味関心が薄れたとしても私は死ぬ訳ではない。
濵田崇裕という存在自体が私の中では圧倒的な価値があり、それに加えて彼は私と同じように生存行動を行っており、ステージに立ちスポットライトを浴び、一般人よりも遥かに多くの時間を世間一般へ曝け出す道で生き、更にはそこから得られる彼の人間性やエピソードが心を栄養し、私の生活をより良いものにする。
普段の彼は、自分のターンがくると上手く話せないことが多い。求められると余計にだ。
使いこなせるワードが人より少ないこともあるだろうが、どう表現すれば大多数へ伝わるのかと言葉を選びすぎる優しさも相まって、話の構成が不得意のように思える。
もちろん私はそこですら尊び愛しく思う。
ジャニーズWESTというお喋りモンスター集団に所属し、「バラエティをやりたい」という明確な目標を持っていた濵田くんの心を打ち砕く出来事があった。
某バラエティ番組スタッフに「濵ちゃんはバラエティは無理」と散々いじられ、家でメンバーの出演した番組を見ていたら泣いてしまったというものだ。
彼を信じ尊ぶ者として彼の目標を当たり前に応援していることが前提だが、バラエティにおける濵田くんは、ミラクルを起こすが安定感がないことは、自担フィルターをかけた私も相違ない事実であると感じる。
濵田くんは、最近のコンサート終盤の一本締め*2時の一言で、「皆さんに良いことだけが訪れますように」と度々言うようになった。
感謝や愛情などの美しい感情を含め、それでいて誰にでも伝わるようにストレートに表現したこの一節。
前述した彼の話力を踏まえた上で考えてほしい。
彼の言う"良いこと=幸せ"としよう。
2時間を超える公演で、間違いなく自身が幸せを創造し沢山のファンに与えた続けた彼が、誰もが惜しむコンサート終了時に、肉親でも友人でもない"皆さん"の今後の幸せを願う発言までをもしてくれたのだ。
こんなにも心が温まり、純度の高い感動を喚起させ、観衆を惹きつける土産言葉があるだろうか。
私はこの発言を初めて会場で聞いて以来、彼を人間と称し把握していいものなのか分からなくなった。
私が濵田くんを信仰しているという一文だけでは抵抗感を持つ人もいるかもしれない。
しかし、アイドルを応援すること自体が「偶像崇拝」であり、個人へ注ぐ熱量が高ければ高いほど宗教的に感じる。
一存在の信者間でも、信仰の熱量に差があることは当然であるし、私自身、濵田くんのためにすべてを犠牲に出来るかと問われたら答えはNOだ。
濵田崇裕という存在に教典のような媒体があるわけではないが、彼を支持し、歴史を共有しているという点では、どんなファンも信者であり、ファンという大きなくくりの宗教団体ではないだろうか。
以上が、濵田崇裕を信仰する理由の大部分になる。
彼の誕生日に際して、濵田くんに出会ったのは…と、ファンになった経緯をなれそめ風に書き綴る歳でもなくなり、長文ブログや記念動画を作る才能がない私は、いくら時間を注ぎ込みベストを尽くしたところで才のある濵田ギャルズの中で埋もれる。絶対にだ。
そもそも出来を比べるものではないがファボ数や閲覧数で露骨に傷付く、所詮豆腐メンタルなのだ。
たくさんの人が通るであろうファンとしての、"自担の誕生日の祝い方"を通り越し、崇めるという手段に出た。崇裕だけにね!ブンブン!
それも自分語りの記事を書くことによって、真剣に愛を書き綴った人とのファボ数やスター数の差に凹まないよう、自衛してみた。
絶対にこの記事が伸びない事も分かっている。
「真面目に書け!」「逃げるな!」
なんとでも言って欲しい。
何も準備できなかった事を自分が一番後悔している。何をしたってSNSをやっている以上はたぶん後悔する。
精一杯自担の誕生日を祝った上で悔しい思いをするほうが怖かった。
正直、今年は逃げた
同担のFFが更新するであろうはてブを読み漁り、有名垢が時間を掛けて作成したであろう誕生日イラストや記念動画を見ながら、唇を噛み締め、懺悔を具材にクリームシチューを煮込もう。
きっと食べきれなくて冷凍する羽目になる。実家住まいなのにな。
30歳になる来年の誕生日こそは華々しくお祝いしよう。
Takahiro Hamada 30th Birthday Partyでも企画しよう。
来年の12月19日は水曜日。奇しくも平日ではあるが、気のいいオンナ達は集合してどんちゃん騒ぎする手伝いをしてほしい。
私もインスタ映え映えバースデーパーティーしたいもん!!!!
最後になりましたが、濵田崇裕さん29歳のお誕生日おめでとうございます。本当は泣くぐらい、本気でどうしようもなく大好きです。
これからも半神半人スーパーアイドル濵田崇裕(29)を信仰します。
押忍!以上!